イスキュア断章からみた、
古代クシュカ語の文法に関するメモ ▼ |
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●母音 a、u、i、e、ee、y'、r、ai、ui 母音には長短の対立はなく、強弱の対立のみがある。外来語の長音をあらわす場合は、rを付加した複合母音が用いられる。
●子音
子音としてのrはzr、vr、dr、grなど複合的に発音・表記され、単独では使用されることがない。
●文字について
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●語幹が母音で終わる場合(女性形)
●語幹が子音で終わる場合(男性形)
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形容詞は、名詞と同じく格変化する。独自の性はなく、形容する名詞のそれに従う。 ●女性名詞(母音で終わるもの)を形容する場合の語尾変化
●男性名詞(子音で終わるもの)を形容する場合の語尾変化
とはいえ上記のとおり、文法上の性による格変化の差違はそれほど大きなものではなく、与格・奪格の複数形と呼格が異なるにとどまる。 形容詞の語尾はほとんどが-v形か、-r形である。前者は-av、-uvなどがあり、格変化の際には-vを脱落させて語尾と結合するか(−記号)、-avまたは-uvがすべて脱落する(→記号)。呼格は例外的に、-v音の後に直接結合する。つまり簡単に法則化すると、語尾変化が母音で始まる場合は元の形容詞の語尾がすべて(母音も含めて)脱落し、語尾変化が子音で始まる場合は元の形容詞の母音が残って-v音だけが脱落する。
●例・kuluv「明るい」の変化 女性名詞(母音で終わるもの)を形容する場合
男性名詞(子音で終わるもの)を形容する場合
-em語尾の形容詞については下記の「過去完了形動詞の形容詞的用法」を参照。
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動詞には人称(1・2・3)、数(単・複)、相(能動・受動)、時制(現在・継続・未完了、現在完了・過去完了・未来完了)がある。法(直説・命令・接続)はなく、副詞によって表現される。 ●動詞活用一覧 能動相
以下、同じ要領で、
三人称の継続形と過去完了形の語尾は、-an、-en、-emなどのかたちで形容詞を生成するために使われることがある。
●不定詞について
●動名詞について
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