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◆JG第一巻・注解◆
注……以下の注釈は〈共和国〉情報安定委員会の監督下にあり、予告無く加筆修正・変更・削除がおこなわれる場合がある。善き〈共和国〉市民諸君は常に最新版を参照すること。


p006
・銀河帝国【エ=ヴェルナン】
 〈古代銀河語〉としても知られる〈銀河古語〉の訛ったもので、原義は「真っ直ぐな路」であるとされる。
 〈帝国〉という単語は、普通名詞であると同時に固有名詞であった。なぜなら旧〈帝国〉時代、政治・社会制度といえば〈帝国〉のみが存在し、それ以外の何物も存在しなかったからである。
 同じ理屈で、支配者は常に皇種の血統であったため皇朝名を冠する必要もなかった(もちろん皇種内での政争や政権交代はおこなわれたし、歴史家の多くは「皇種=皇統はたしかに単一だが、母系で皇位が継承された場合は別の皇朝として分別すべきである」という立場を旧〈帝国〉時代から採っていた:しかし、当時の民衆はもちろん貴族たちにとっても、皇種と皇統を区別する実用的な理由は何一つ無かった)。

・〈共和国〉
 そして上記と同様の理由で、〈共和国〉もまたわざわざ固有名詞や形容詞を冠する必要がない、唯一にして永遠の〈共和国〉なのである。

・〈銀河大樹【ヴェルヘ=デーテ】〉
 〈銀河古語〉ヴレーグスカウヤvre_gskauya(「柱なる路」の意)が、天女語merec-theelを経て、訛ったもの。いわゆる「有向性空間」。〈大樹〉は特定の時空共鳴によらない限り外部の通常空間とは相互作用が怒らず、それゆえに不可視であるが、いったん共鳴状態となって内部に入り込めば超光速を得ることができる。この際の速度は、
 1)〈大樹〉内の経路、
 2)艦船の共鳴性能、
 3)操舵手の操船能力、
に左右される。
 〈帝国〉最盛期には、最も整備された経路である四大幹を最速の艦艇と最良の操舵手でもって航行した場合、銀河中央から最辺境星域までは約五日で到達可能であった。しかし末期には、〈大樹〉の整備も滞り、徴税のための停留域が幾つも設けられ、さらには出入り口宙域での海賊船襲来によって、平均速度は大幅に低下した。〈革命戦争〉直前に記されたイル=ハースワン男爵家の備忘録には「帝都エヴナンからクスファまで、ヴィスカーを経由しても四十日を費やした。賄賂だけでも莫迦にならぬ。〈帝国〉の命運も尽きたりと知るべきか」云々という記述がある。→p294-295の銀河地図を参照。

・皇種【ウルデガル】
 〈銀河古語〉のユルサーグナY'lsa_gnaが、天女語のウルトゥクロンUltucronを経て訛ったもの:「黄金の血統」の意。
 

p007
・絹月
 旧〈帝国〉時代の暦法で、第九月のこと。ちなみに当時の月の呼称は以下のとおり:
 第一月  竜骨月(りゅうこつづき)
 第二月  騎士王月(きしおうづき) :古称「御太刀(みたち)」
 第三月  早瀬月(はやせづき)
 第四月  青麦月(あおむぎつき)
 第五月  磐船月(いわふねづき)  :古称「船焼(ふなやき)」
 第六月  天女月(てんにょづき)  :古称「虚姫(そらひめ)」
 第七月  珠月(たまづき)
 第八月  竃月(かまどつき)
 第九月  絹月(きぬづき)
 第十月  鋼月(はがねづき)
 第十一月 砦月(とりでつき)
 第十二月 宴月(うたげづき)     :古称「詩詠(うたよみ)」
 

p010
・〈鮮血の天使【エレヒ=ナウグ】〉
 銀河騎兵連隊の俗称が〈銀河古語〉を起源としていることは疑いの余地が無いが、正確な語源については諸説ある。後半の「ナウグnaug」は、太古の銀河を回遊した天女族na_lenvelの前半部と同じく、*naul-から派生したと思われる。(0210追加)
 

p011
・「竜騎艇を乗りこなせるほどの優れた騎士様がたがいなくなってしまって……」
 騎兵連隊が用いる竜騎艇の乗り心地がひどく悪いものであったことは、当時の幾つかの記録(なかでも重要なものとしては、クスファ共和女子学院初代院長の回想録が挙げられよう)が示唆するところである。もっとも、皇帝直属の銀河騎兵が幾たびか復活しながらすぐに廃止されてきた歴史の裏には、さらに大きな社会学的背景がある。→p028の注釈も参照。
 

p011
・「大公さまの頭痛の種……特別の士官学校を新設して全員ぶちこんではみたものの……」
 のちに『老ハンジャル』として知られるガイホル皇種大公ハンジャル(〈帝国〉暦98825〜98900)はこの時、すでに三十年近く〈帝国〉三宰相の一人として、崩壊にむかう巨大で退廃的な行政機構の修繕に専心してきた。シャンベリン開封は、敗北を運命づけられた彼の数多い徒労の一つであった。
 ここでいう「士官学校」とは、大公孫女ユンディル(98873〜98900?)の発案になる私設教育機関であり、〈共和国〉時代の公的な士官養成施設の如きものではない点に留意すべきである。本来の構想では、銀河騎兵はその名にふさわしく連隊規模になる(そして士官となった卒業生たちには男爵の位が与えられる)はずであったが、当時の〈帝国〉の政治的財政的事情から、実際に誕生したのは、貴族でもなければ兵士でもない奇妙な青年たちの集団であった。(0210追加)
 

p013
・「いくら皇帝直轄領の星系とはいえ、田舎も田舎。……」
 ウルズ系ギーズエンは決して銀河椀の辺境に位置するわけではない。それどころか、銀河中央部からは直線距離でわずか一万光年以内である。しかし忘れてはならないのは、旧〈帝国〉時代に人々は自由に銀河を(直線の航路で)行き来していたわけではなく、長大な弧を描く〈銀河大樹〉の四大航路とそこから細かく枝分かれする支線にしたがって、豪商たちの商船や伽藍僧の巡礼船団に便乗するかたちで移動してい
た、という事実である。したがって当時の「田舎」という観念は「主要な航路から外れた(=定期便の少ない)星域」として理解されるべきである。理論的には帝都星域のすぐ近くであっても「田舎惑星」がありえたし、また実際にそう呼ばれた星は存在した。
 

p015
・地球人【イル=ザユスト】
 〈帝国〉公用語の冠詞イルir-は、属格・所有格をも意味し、ひいては出身星領をあらわす接頭辞として機能した。ここでは「地球の、地球生まれの(者)」の意。(0210追加)
 

p025
・冷酷で名高いウェンテリ人、それも上級暗殺師のみが帯びる標だった。……
 旧〈帝国〉時代の暗殺師たちの大半がウェンテリ出身であった、というのはもちろん誇大に過ぎる伝説である。がしかし、〈革命戦争〉前後に名を馳せた暗殺師たちに同惑星出身者が多かったことは紛れも無い事実であった。〈帝国〉貴族たちの反目や紛争を大規模な銀河戦役に発展させないための安全弁として、彼らは数万年にわたって(「最も卑しむべき者」という異称をひそかに勲章としながら)職業的に、そして効率的に、無数の人命を奪ってきた。〈帝国〉の諸制度が崩壊に瀕し「偉大なる革命」が不可避となった時代において、彼らが新たな収入源を求めて共和派に接近していったのは歴史の必然であった。
 

p028
・「それにぼくらは貴族じゃありません。騎兵です」
 〈帝国〉において貴族とは〈竜骨〉を預けられた家系であり、〈竜骨〉の預託とは即ち巨大な艦艇を意味する。貴族たちの星領(領土として経営される惑星など)は、あくまでも艦艇の運用に必要な資材や人員を補充するための付随物にすぎない……少なくとも理論上は。貴族の格の高さは、艦艇の規模によって決まり、艦艇を稼動するために必要な人数の多さがその家系の威光に等しくなる。
 かくして竜騎艇が……〈竜骨〉を有しながらも「有能な個人によって運用可能な」超小型高速攻撃艇が……当時の世襲貴族社会にとってあまりにも異端的で危険な存在と映っただろうことは、想像に難くない。「家系ではなく個人が運用する船」「能力に対して預けられる船」とは、のちの歴史が示すとおり、あまたの共和主義者たちの共通理念とほとんど差異がない。銀河騎兵連隊は、〈帝国〉の社会制度にとって(あまりにも共和主義的であるという点において)最後の切り札であり、危険極まりない禁じ手だったのである。
 

p029
・「我と共に戦い、我と共に息絶えよ、……」
 悪名高い銀河騎兵の決め台詞として銀河中の革命家たちの怨嗟の的となった、この〈銀河古語〉の一文は、特別の注釈に値するだろう。以下に、文法的解説を付す:
 
イシュ is^ 対格を支配する前置詞「〜と共に」
ウーイ u_i 一人称単数代名詞の対格
シューディス s^u_dis 動詞s^u_din「戦う」の現在命令形
タイトス taitos 動詞taitin「死ぬ、越える」の未来命令形
ダグザヴ dagzav 形容詞「重い、重くある」の主格単数
ウルヴァ ulva 名詞「誓い」の主格単数
ザヴネン zavnen 名詞zav「剣」の属格単数
アウ au 奪格を支配する比較前置詞「〜よりも」
シルヴェレグ silveleg 名詞silvel「銀河」の奪格複数
ナン nan 動詞nin「〜である」の過去形(ここでは普遍的事実を意味する)

……さらに詳しくは以下の箇所を参照:
クシュカ語語彙集
クシュカ語試験
 

・三丈【スーフ】八尺【カルン】
 閲覧者の便宜のために、旧〈帝国〉末期の標準単位系と地球単位系の換算表を以下に挙げる。(0210追加)
〈帝国〉単位 地球系単位
アイネ {寸}  =3.187センチメートル
カルン {尺}  =10アイネ =約32センチメートル
スーフ {丈}  =10カルン =約3.2メートル
ベイ  {丁} =10スーフ =約32メートル
ジャーム{里} =100ベイ =約3.2キロメートル
ドルン {星間里} =1万ジャーム =約32万キロメートル
ベレヤーク{星系里} =1万ドルン =約2AU

p035
・地表軍曹長の階級章をつけた兵士が、辺境の〈真冬星域〉に特有の、区切りが多い喋り方で……
 旧〈帝国〉時代、地表軍は現地出身者によって構成されるのが慣習であった。しかし98879年の共和派大叛乱(いわゆる『79年蜂起』)以降、帝都星域では成人臣民の人口が減少し、遠隔直轄領や辺境星域から兵士を徴用せざるを得なくなっていた。幾多の革命家たちの絶え間ない努力によって〈帝国〉は着実に崩壊を始めていたのである。
 

p042
・星港【ジルガン】はただ一つ、静止軌道上にあり、真上の港へつながる街エンペリンには……
 当然のことながら、軌道塔によって星港と眼下の街は連結している。
 

p044
・このとき、まだわずかに二十一歳である。
 ここでは〈共和国〉式の年齢表記による。旧〈帝国〉時代の記齢法についてはp059の注釈1を参照。(0210追加)
 

p050
・「新任の糺天少監――おれたちの直属の上司だよ」
 銀河騎兵連隊の指揮監督を担当する糺天台【きゅうてんだい】は、〈帝国〉統治のための「四大機構」……宰相府・後宮(竜骨工房)・監察院・枢密院……のいずれにも属さず、ただ皇帝一人にのみ責任を負う独立組織であった。糺天台の長官を糺天令【きゅうてんれい】、その補佐官を糺天少監【きゅうてんしょうかん】と呼び、前者にはシャンベリン領と七つの宝玉衛星が、後者にはエギーウ軌道領が与えられた。
 

p058
・星域によっては、女子が家督を継ぐことを許している。
 女子の長子が家督を相続する有名な例としては、ゲルツ女侯爵家が挙げられる。同家は〈帝国〉暦四八九〇〇年代に降伏して〈帝国〉に編入されるまで、一千年にわたって〈第一航路〉の末端宙域を蓋然性中和航法によって支配していた。その勇猛な戦闘ぶりによって、同家はその後も、自領内に限って「アイヴェルツの神女王」の称号と厳格な神権統治体制を保持することが認められた。
 〈帝国〉が男子相続制を採用した理由は単純である……〈大樹〉内の先住種属〈機織り〉が皇種と盟約を交わす際にさし出す婚姻相手はいずれも女子であり、ゆえに皇種は男子がその相手とならざるを得ない。その結果として皇種は男子相続制をとり、これと縁戚関係をむすぼうと目論む貴族たちもまた同じ制度を採用することになった。(0210追加)
 

p059
・「――おまえの誕生日は来月だったよな」
 超光速航行と暦法の調整は、いつの時代の星間社会においても頭痛の種である。旧〈帝国〉は、問題の大半を無視することによって解決した:すなわち、標準時間と暦法を定めはしたものの、固有時間との厳密な換算は〈大樹〉を往来する船舶にのみ強制し、各星領については実情に適した地方暦法を黙認したのである。星間交通量の大であった帝国中枢や商業惑星ではその結果、商業上必要な細かい時間表記は測時棒や時圧計に表示させつつ、年齢表記については標準暦法でおおよそ共通させるようになった。当然の副産物として、誕生月や誕生日を厳密に換算する慣習は廃れてゆく。
 〈大空位時代〉以後、この方式は〈帝国〉全土に広がり、末期には辺境惑星においても「歳を取るのは帝都の新年に合わせ、誕生日には頓着しない」風習は当然のものとして受容されていた。
 個人の誕生した月日を重視し、あまつさえそれに基づいて宴会を開くという反〈帝国〉的・共和主義的な慣習が騎兵連隊内でおこなわれていた伝聞証拠をもって、彼らを『誤解された共和主義者』と解釈するのは誤りである。連隊内における『誕生日の流行』はザユストのアルロンが士官学校に入学した後に地球の習俗として広めたものであり、彼らの政治思想とは無関係である(というよりも、騎兵たちに共通の――あるいは一貫した――政治思想が存在したかどうかも疑わしい)。(0210追加)
 

・「われと生死を共にすべき騎兵諸君!……」
ウシュタンヴェレー us^tanvele_ 名詞us^tanvelの呼格複数「騎士たちよ」
ノイエ noie 関係代名詞「〜であるところの〜」
イシュ is^ 対格を支配する前置詞「〜と共に」
ウーイ u_i 一人称代名詞対格単数「我を」
ここでは前置詞とあわせて「我と共に」
シャヘッダル s^a-heddar 共同の接頭辞+動詞edinの受動分詞呼格複数
 「共に往かされる(=生きる)〜よ」
te 因果関係をあらわす接続詞「そして、ゆえに」
シャンタイテル s^a-ntaiter 共同の接頭辞+動詞taitinの受動分詞呼格複数
 「共に(冥界へ)越させられる(=死ぬ)〜よ」
ヤド yad 副詞「今、今や」
アウスヴィース ausvi_s 動詞ausvinの命令法現在複数「貸し与えよ」
ディエフ diegh 二人称代名詞属格複数「汝の」
オヴロシュティエ ovlos^tie 名詞ovlos^の対格複数「忠誠を」
カイ kai 類似の前置詞「〜のように、として」
スコドナーヴァ skodna_va 分詞skodnavの対格単数「静寂を」
ここでは前置詞をあわせて「静寂として」
khe 前置詞eの音便「〜へ、へむかって」
イェルト yelt 一人称所有代名詞の与格単数「我が〜に」
パンヴァンダ panvanda 名詞panvaの与格複数「言葉たちに」

 ここでクインベリン子爵シアンナの発した台詞は、〈銀河古語〉のなかでもとくに古い部類に属する。「騎士us^ta_nn」の複数形には、より古風な接尾辞-velを用いている(より世俗的な表現はusta_nun)。また、これを形容する二つの分詞は受動態をとり、運命的な印象を強めている。命令法もまた古い語尾である(標準的な〈銀河古語〉では命令法現在複数形は-ies)。所有代名詞はとくに古い第二形容詞と同じ格変化をおこしている。
 この台詞が最初に発したのは、〈大空位時代〉直前、すなわち〈帝国〉が最初の崩壊の危機に瀕した三五〇〇〇年代、当時の近衛師団の臨時師団長となった無名の空間騎士であるとされる。〈帝国〉再統一後、これは死地に赴く騎士たちへの手向けの定型句となってゆく。仮に、このとき古典修辞学に通じた騎兵がいたならば、彼はひどく悪い予感を感じたに相違あるまいが、あいにく〈鮮血の天使〉たちは、そろいもそろって落第すれすれの不良学生であった。一説には、彼らの状況にそぐわない楽観主義はこうした些細な古典教養の欠落によるのではないかとさえ言われている。(0210追加)
 

p064
・飛天種属【ネヴェラート】
  〈銀河古語〉のナーレンヴェルna_lenvelの訛り:原意「天女の群れ、天女族」。飛天種属は〈大空位時代〉以前から皇種に付き従ってきた戦闘種であり、その誇り高き名称を除けば、実際の天女族やその眷属との遺伝的関係は無い。しかし旧〈帝国〉時代には、彼女たちこそが、上古〈銀河大戦〉に幾多の星ぼしを燃やし尽くした戦闘天女族の遥かな後裔であると信じられてきた。飛天種属の一部は〈大空位時代〉以後に天猫人と交わり、幾多の戦士種族を産み落とすこととなった――その大半は皇種に仕えて大いに栄え、また滅亡していった。〈帝国〉末期におけるベイゼリ近衛師団はその最も有名な(あるいは悪名高い)例の一つである。(0210追加)
 

p065
・ニアン辺境星域
  〈帝国〉の行政区分は、あまりにも永い歴史と宰相府の官僚的退廃によって複雑怪奇な体系を構成するに至ったが、敢えて強引に簡潔な表現をするならば、以下のような階層性を認めることができよう:
 〈帝国〉全土  = 〈大樹〉の四大幹(銀河腕にほぼ相当)
             +四小幹(小銀河腕に相当)
             +幾つかの中継幹
             +帝都星域
             +その他伽藍領、皇帝直轄領、銀河中央の重力孔など
  〈大樹〉幹  =  十の星区
     星区  =  十〜数十の小星区
    小星区  =  数百〜千前後の星域
     星域  =  通常は数十〜数百の星領
 「星領」の定義は時代によって異なるが、〈帝国〉末期においてはおおよそ「特定の貴族の家系によって所有される、一つまたは複数の居住可能天体とその重力圏や軌道」を意味した。これに対して「宙域」は、特定の時空間そのものを指す場合に用いられた。
 「辺境星域」の名称は、〈大樹〉の幹の末端部分に多い(ニアンはその典型的な一つである)が、その他にも主だった幹や枝からたまたま遠距離であったり、過疎であったり、重力孔が集中して航路が疎らであったりした星域に対しても用いられる。(0210追加)


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